東京海上ホールディングスが2024年2月14日に発表した2023年度第3四半期決算によると、修正純利益は、国内は円高の進行により為替のマイナス影響が縮小、海外はほぼ全拠点で好調に進捗し、同1925億円増益の5203億円で、昨年11月公表の通期予想の6550億円に対して７９．４％の進捗率となった。

そのうち海外の事業別利益は前年同期比1135億円増（60.6％増）の3008億円と大幅増益となっている。これは修正純利益5203億円のうち3008億円（57％）を海外事業で稼いでいることになる。（約20年前、グループ全体の利益に占める海外事業の割合は数％にすぎなかった。）