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東京海上日動、保険料領収や保険支払いにブロックチェーンを活用する実証実験を実施

東京海上日動火災保険は2020年5月13日、デジタル通貨の取引・決済を担う金融サービス事業を展開するディーカレット社と保険料の領収や保険金支払いといった保険契約業務に、ブロックチェーン技術を利用して自動化する実証実験を実施したと発表した。

実証実験では、ディーカレット社が構築中である、「ブロックチェーン上でデジタル通貨を発行・管理するプラットフォーム」を活用し、保険料の領収や保険金支払いといった業務プロセスの自動化に関する技術検証(注)が行われた。

デジタル通貨やブロックチェーンの特徴を活かした業務プロセス・決済プロセスの実現は、保険会社の業務効率化・迅速化に大きく貢献するとともに、顧客の利便性向上が見込まれる。

(注)具体的には、ブロックチェーン上に保険契約の情報などを事前に登録し、事故が発生した際、事故情報をブロックチェーンに読み込ませることで、保険金支払い条件に合致したか否かを自動的に判定し、保険金をデジタル通貨で即座に支払うというシステムの技術検証。

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