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日本少額短期保険協会発表2018年度決算概況

日本少額短期保険協会は、2018年度の業界の決算概況について、下記のとおり発表した。

<主要数値>  2019 年3月末日時点における決算数値は次のとおり。

・保有契約件数 831万件(前年比110%)

・収入保険料 1,032億円(前年比112%)

・協会加盟会社 101社  (前年比+4社)

 

身の回りのトラブルに備える「ミニ保険」の市場が拡大している。日本少額短期保険協会によると、2018年度の保険料収入は前年比12%増の1,032億円と初めて1,000億円を超えた。スマートフォンで手軽に契約できる商品の投入などで若年層からの支持が高まっており、保険大手も参入し始めている。

保険料の約7割を占めるのが賃貸入居者向けなどの家財保険で、18年度は8%増の683億円だった。伸び率が最も大きかったのはペットの病気やけがの費用を補償する保険で、25%増の164億円だった。

ミニ保険は保険金額が最大1千万円に制限され一般の損害保険や生命保険よりも手ごろな保険料で契約できる。保険料収入は損保の8兆円、生保の33兆円に比べるとまだまだ小さいが、保険商品のなかで一定の存在感を発揮している。

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