2019年6月18日、東京海上日動と株式会社FFRIはこの度、企業にとって技術的・経済的に負担が大きいと言われているサイバー・セキュリティの導入・運用に関して、より効率的で低コストなサイバー・セキュリティを開発するために、共同研究契約を締結したと発表した。
FFRIは、コンピュータセキュリティの研究、コンサルティング、コンピュータソフトウェア及びコンピュータプログラムの企画、開発、販売会社である。
近年、日々増大するサイバー脅威から情報資産を安全に管理することは重要なテーマとなっている。また、IoTやクラウドシステムの普及など、ITシステムの技術革新によって企業がセキュリティを担保すべき範囲も拡大しているが、一方で、サイバー・セキュリティの人材不足が社会的に大きな課題となっている。
このような状況を踏まえ、サイバーリスク保険の販売を通じ、サイバーセキュリティに関する知見やノウハウをもつ東京海上日動と、世界トップレベルのセキュリティチームにより、サイバー攻撃を独自の視点で分析し、日本国内で対策技術の研究しているFFRIの両社が、それぞれの知見やノウハウを持ち寄り、日本の技術によって、サイバーリスクに関するセキュリティオペレーションの自動化を進め、より効率的なセキュリティ対策を開発すべく、共同研究に取り組むこととなったもの。