東京海上日動は、2020年3月より、国内企業 およびその国内外連結対象子会社を対象とした、テロ、破壊行為等のリスクを対象とする保険（「グローバルテロ保険」）の販売を開始した。テロリスクが高まる中、グローバルテロ保険の販売を通 じて、企業の経営上の課題に対するソリューションを提供する。

 ＜背景＞

同社では、従来より、国内のテロリスクを対象とした「国内テロ保険」を販売してきたが、近年の地政学リスクの高まりや、テロ、破壊行為等の可能性の高まりをふまえ、グローバルに展開する国内企業およびその国内外連結対象子会社を対象としたグローバルテロ保険を開発し、広く販売することとしたもの。

＜補償の対象＞

国内外連結対象子会社が対象 これまで国内テロ保険で対象としてきた国内企業のみならず、その国内外の連結子会社（海外現地法人を含む）を補償の対象とする。

また、これまで国内テロ保険で対象としてきたテロ、破壊行為だけでなく、内戦、内乱、革命等によって企業に生じた財物損害およびそれに伴う利益損害も補償される。

＜オーダーメイドタイプの保険＞

補償内容および補償額、保険料は企業のニーズに合わせて提供されるオーダーメイド型の保険とのこと。