・ダイレクト自動車保険9社(ソニー損保、アクサ損保、三井ダイレクト損保、チューリッヒ保険、SBI損保、セゾン自動車火災、イーデザイン損保、そんぽ24、アメリカンホーム)が発表した2017年3月期決算によると、9社の元受正味保険料などの合計は前年度比5.6%増の3187億円となった。7社が前年度実績を上回り、そのうち3社は2桁の伸び率を示した。
・ダイレクト自動車保険は、1996年の保険業法改正(いわゆる「保険の自由化」)以降、1996年にアメリカンホーム保険会社が日本で初めて認可を取得してから、テレビコマーシャルの影響などもあり、都市に居住し低価格を好む顧客層を中心に年々認知度は高まってきている。
・ダイレクト自動車保険の業界シェアは、まだまだ小さいながらも年々拡大しており、この傾向は今後も続くと考えられている。(業界シェアの正式な数値は公表されていないが、7~8%程度と思われる。)