・損保業界では膨大なデータを保有するIT大手との提携が進む。
・東京海上日動火災は、NTTドコモと包括業務提携に基づき、スマートフォンを通じて個々の顧客にお勧めの保険を、AI を活用 して提示する。(2019年度上期にサービス開始予定)。具体的には、既存の保険商品の組合せに留まらず、顧客の状況や予算にあわせた最適な補償内容や 保険料の配分をAI を活用して推奨することを検討している。
・三井住友海上火災保険はヤフーと提携し、インターネット向けの新たな保険商品を開発する。ヤフーの決済サービス会員約4200万人の購買履歴などのデータを分析し、利用者各自が必要とする最適な保険を提案する。2019年度中に旅行保険商品などを投入する方針。
・損害保険ジャパン日本興亜は、LINEと損害保険領域における業務提携を締結し、 LINEの日本国内での月間利用者7,300 万人を超える豊富なユーザーに対しInsurTech(Insurance + Technology)を融合した新たな保険サービスとして、スマートフォンで手軽に簡単に購入・相談・請求ができるスマホ特化型保険サービスの構築・ 提供を目指す。既に、昨年(2018年)10月からLINEと1日単位で入れる保険を販売している。