銀行の窓口で販売されている保険の手数料はこれまで開示されていませんでしたが(投資信託は10年ほど前から手数料が開示されるようになりました。)、従来より金融庁がその割高な点や不透明さなどを問題視し、銀行と生保各社が開示に向けた準備を進めてきました。
2016年8月下旬には3メガバンクやりそなホールディングス、三井住友信託銀行、あおぞら銀行が相次ぎ同年10月開示を表明していました。
地銀の間には窓販手数料の開示には消極的な雰囲気が強かくありましたが、東京スター銀行は、窓口で生命保険を販売した際に保険会社から受け取る手数料を10月から開示することを決めました。今後、他の地銀も対応を求められそうです。