- 免許返納者向け保険開発 水戸市など 公共交通使いやすく
・水戸市は2018年10月3日、あいおいニッセイと包括連携協力に関する協定を結び、運転免許証を自主返納した高齢者が公共交通機関を使いやすくするための共同研究を本格化するとのこと。
・これに、常磐大も加わり3社の共同研究が本格化する(常磐大・文堂弘之教授のゼミが2017年度から高齢者が免許返納後も移動手段を確保できる制度の研究を進めている。)。
・具体的には、免許返納後に公共交通が割安で利用できる任意加入の保険商品の開発等を検討している模様。
- 三井住友海上が日本酒メーカー向けの保険を開発
・三井住友海上火災保険は、日本酒メーカー向けに専用保険を開発した。
・豪雨による浸水や火災で被害を受けたり、製品を盗まれたりするなど、日本酒を製造・販売する過程で生じるリスクを幅広くカバーする。
・温度変化などで味に異常が生じるといった品質劣化を補償するのも特徴で、高価格化や販路の拡大など事業の多様化を後押しする。
・三井住友海上によると同種の保険は業界初といい、多くの酒造会社と取引関係がある金沢支店が企画した。すでに石川県内の酒造メーカーから契約の内諾を得ており、今後石川県での引き合いなどを踏まえて、順次販売地域を広げていきたいとのこと。
- 東京海上、インターネット上で買い物と同時に保険に加入できるシステムを開発
・東京海上ホールディングスは年内にも、インターネット上で買い物と同時に保険に加入できるシステムを開発し企業向けの販売を予定しているとのこと。
・ドイツの保険スタートアップに出資し(2018年10月にも出資完了の予定)、システム構築の技術を獲得。消費者が家電や旅行商品を購入する際、同じサイトで簡単に保険をつけられるようにして、電子商取引(EC)事業者や旅行会社の需要を取り込んでいく。
・当面はネットで購入した品物が壊れたときの保険や、海外旅行のけが・病気に備える保険の販売を想定している。EC事業者などは保険販売による手数料収入を得られる。